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横浜歯周病情報センターTOP院内感染情報>B型肝炎ウイルス(HBV)
院内感染情報

B型肝炎ウイルス(HBV)

現在 日本ではB型肝炎を発病している人およびキャリア(肝炎ウイルスをもっている人)の数は 約 150万人存在するとされています。(2008年)
しかし、キャリア(肝炎ウイルスをもっている人)の人全てが発病しているということはありません。
キャリアの人の約10%程度が 発病を起こす可能性はありますが、それ以外の人は発病しません。
それは 肝炎ウイルス自体が生体に問題を起こすことはないからです。
肝炎の発病のメカニズムは、生体内に存在する肝炎ウイルスを体が異物とみなすと リンパ球が肝炎ウイルスの住みついている肝細胞を攻撃します。
そして 肝細胞の一部分は破壊されます。
その時に 生体は肝細胞を再生させようとしすますが、その一部分は再生できずに繊維化してしまいます。
繊維化した状態が進行し、健全な細胞が少なくなってきた状態を肝硬変といいます。
そして まれに肝癌へと進展することもあります。
B型肝炎で問題となるのは劇症肝炎になったときです。
劇症肝炎の発症率は 1〜2%程度とされていますが、劇症肝炎にかかると生死にもかかわることがあります。
B型肝炎ウイルスは 2〜3歳頃に感染した場合は キャリアになる可能性がありますが、年齢が高くなるにしたがいキャリアになる確率は低くなり、成人が感染した場合は 急性肝炎となる場合がほとんどで 慢性肝炎にはほとんどなりません。
キャリアの方が肝硬変になる確率は 4〜5%程度とされています。
また、B型肝炎の場合は自然に治癒する可能性もあります。
感染経路としては
(1) 輸血や血液製剤によるもの
(2) 注射器や針治療等の医療事故によるもの
(3) 母子感染
(4) 性行為
(5)入れ墨の使用針、麻薬使用時の針等があります。
(1)(2)(3)は現在その予防対策が確率してきておりほほ問題はなくなっています。
しかし(4)や(5)では感染する可能性はあります。
しかし、通常の生活では感染することはありません。
肝炎の方とハシを共通して使用したり、触れる程度では感染はしません。
また、肝炎の方の血液が手についた程度では感染はしません。
血液がついた部分に傷があり、しかも付着した血液を傷口を広げて入れ込まない限り内部にウイルスが侵入することはありません。
もし血液が付着したら、すぐに洗い流すことが必要です。
血液をそのままにすると固まった血液の内部にウイルスが残存する可能性があるからです。
医療現場での予防対策として WHOが推奨しているものは、
(1) グルタラール
(2) 次亜塩素酸ナトリウム
(3) 80%エタノール
(4) ボビドンヨード
(5) イソプロパノールがあります。

感染予防対策については、以下を参考にして下さい。
1.感染予防対策
2.薬液消毒



 
 
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